看護部ブログ

近江温泉病院看護部です


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2021年1月

 

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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昨年はコロナ禍で看護部も行事や研修会などできないことも多く、また患者さんや利用者さんのご家族も面会制限などでさみしい思いをされていた一年でした。

 

一日も早いコロナ感染症の終息を願って看護部スタッフ一丸となってケアに当たっていきます。

今年は笑顔で楽しい話題をいっぱいお知らせできることを願って新年のご挨拶とさせていただきます。

 

                  看護部長  名畑 富美江

 

 

2020年度新人研修

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はい、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?温暖化って嘘みたいで、最近はめっきり朝晩の冷え込みが身体に応えるのでした…そして、なにやら今年は例年よりも雪が多いのではないかとも言われております。(ホントなのでしょうか?)(なんだかんだ言っても、結局は今年も雪は少なかったね…って言いたいですね…)しみじみと自己の高齢化を感じるのでした…悲。ちょっとさみしい…今日この頃であります。これから年度末に向けて、忙しくなっていく方も多いのではないでしょうか?

この頃は、今話題の新型コロナ(第2波とも第3波)とも言われておりますが…その影響か?みんな疲れて、どことなく元気が無い。ストレスが溜まっているのでしょうか?当法人のスタッフに関しても例外ではありません。(どことなく元気が無い…心配!!)

当院でも、今年度の新人教育体制としまして、院外研修ではなく、院内教育を中心とした教育体制を実施しておりました。感染リスクの機会を減少させることと、院内教育中心とすることには、当法人全体の動きが把握できるというようなメリットがある半面、もう年度末を迎えようとしているこの時期に至っても、法人と社員寮(もしくはアパート)との往復のみという者も存在しているようでした。(そりゃ、ストレス溜まるよ…ですよね~)このご時世、仕方ないと言ってしまえば、そこで終わりですが…そこは何とかしてあげたい。このように考えまして…2020年度入職者研修として、長浜方面に行ってまいりました(もちろん感染防止には十分注意しました)ので…またもや潜入してまいりまして…

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準備は万全にということで・・・救急セット的な物も持ち歩けるようにし、オリエンテーションの際にも説明しました。ソーシャルディスタンスですが・・・あんまり離れると、他の方の邪魔にもなりますし、声も通りませんし・・・そこそこにいたしました。

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 テーマ「滋賀探訪」とし、歴史ある滋賀県(長浜周辺)を散策も兼ねての研修としました。ただ遊ぶのではなく、そこは「研修」、グループ毎に行動し(まあ、いわゆる報告・連絡・相談って言うやつですよ…)協力し、意見の統合を行動計画として、策定しながら実践していく。また、自己の役割を明確にし、新たな自己の発見にも繋げる。このように、実施していきました。ただの遊びでもなく、小難しい研修にするのでもなく、新人(いつまでが新人と呼ばれるのかわかりませんが…)たちがリフレッシュもでき、次の日からの勤務にも活かせるようにと考えてですね・・・

部長・師長を発見すると、カードがもらえる。テレビの逃亡中とまではいきませんが、これに近いような仕組みで…これだけ聞くと、観光やんとか、遊び?ってなりますよね。いえいえ、そこは研修ですので、しっかりと、滋賀探訪というように、滋賀の歴史等を自分たちで事前に調べるように通達し、後日各グループによるまとめの発表が待っているのでした!!(ただではないのですよ!!)

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歴史的な意味のある建築や松尾芭蕉の句碑なんて言う物もありましたよ。

あとは、個々のグループにて行動されていました。なかには・・・発見しなければならないはずの師長の目の前を通り過ぎてしまう子たちもいました・・・(おいおい、大丈夫か?もっと広い視野で観察しなさいよ!!と、つっこみを入れつつ、こちらから声をかけるのも違うよなーと思いながら・・・苦笑)

 

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 なんで、集まった写真ばっかりなんや?といわれそうですが・・・すみません!!一応見つけた時の証拠の写真を撮っておりましたのでこのようになってしまいました・・・。でも・・・せっかくですので載せておきますね。とっても良い笑顔でしょ・・・このコロナ禍の中でのストレス顔が、いつの間にか自然と笑顔になっていました。

企画しての不安もありましたし、企画から反対せずに尽力してくれた方々への感謝の気持ちも忘れず「ありがとうございました。」皆様のおかげで無事に開催することができました。明日以降の業務に活かすことができるようにみんなで頑張りたいと思います。またまた、どこかで潜入し報告をお届けしたいと思います。では… 






 

2020年度症例報告会

 

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はい、みなさま、こんにちは~!!本日は症例報告会が開催されました。昨年度の症例報告会の時は、良いお天気でとっても気持ちの良い青空であったことを思い返しながら…。そして、昨年は当日に気球も気持ち良さそうに大空を飛んでいましたが…   

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今年度の朝は、昨年度のような気持ちの良いお天気ではありませんでした…。ちょっと残念でしたが、そんなことは置いといて、なんやかんやと慌ただしく準備のために早めに出勤していると、何やら前方が騒がしいのです…。ゾワゾワと茶色い物体が…   

ゆーっくり車を進めつつ、退いてくれるまで待ちましたよ~!!(何がって…??)茶色い物体といえば…そう、「おサルさん」(どんだけ田舎なん?って声も聞こえてきそうですが…)いやいや…最近では都会の方でもおサルさんが出没しているでしょ?珍しくはないですよ…。まあ、うちが田舎であることに否定はしませんがね…笑。ちょうど待っている時に「パシャ!!」としましたが…早い、早い蜘蛛の子散らすかの如く去っていきました…悲。  

  

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はい、そんな話題は置いといて、本日2020年度の症例報告会が開催されました。21名が、これまで1年間の取り組みをまとめ、発表へとつなげたのでした。症例発表された方、お疲れ様でした。当法人の入院患者さん・入所者さんの関わりから、この日を迎えたわけです。看護職16名、介護士5名の合計21名、ひとりひとりが自信を持って発表してもらいたい。これが、私の思いなんですけどね…。そのような思いも伝わっているのかはわかりませんがね…(まあ、ちょっとした親心みたいなものです…)今にも始まりそうな風景となります。(いや~、開催も危ぶまれましたが…新型コロナウイルス感染防止対策の観点等から、ソーシャルディスタンスやマスクの装着…2部制にする…etc,このようにさまざまな対策を考えながらの開催としました。            

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はい、もちろん発表者の撮影しておきました!!

 

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さあ、今年度もなんとか症例報告が行われた訳ですが…、当法人には医療療養、介護医療院、認知症、回復期リハビリの4つの病棟がありましてですね…。他者の取り組みを聴くことから吸収できることがあったはず…。                  

症例に取り組まなければならないから、看護やケアを行うのではなく、日頃の看護・介護での関わりの一つ一つが既に始まりなのであり、取ってつけたものでは上手く出来ないのです…。もし、仮に上手くできた者がいたとしても、それはたまたまなのかも知れませんし…上手くいかないのかも知れません。でも…上手くいったから良かった…や、上手くいかなかったからダメなのではありません。わたしは、いつも、みんなに伝えていますが、「根拠、過程が大切!!」なのです。また、看護・介護ともに症例が終了したから終わりではありません。何故なら…そこには患者さん(入所者さん)が存在しているからです。看護・介護を一人で行うことは不可能です。そこには多くの人の知恵、協力、助け合いが必要となります。そして、チームで連携するとともに、多職種でも関わって行くことが大切となるのです。

発表者のみなさん、お疲れさま。ゆっくりと休んで、今後に繋げて行って下さい!!昨年も似たようなことを言いましたが…最後に一言だけ。…今回の症例をまとめるにあたっては、多くの方に助けて頂いたはずですね。1人だけで行えたと思っている人、もしかしたらいるかも知れません。でも…絶対にそんなことはありません。誰かの助けや、アドバイスを受け、業務終了後に遅くまで関わってくれた人がいたからこそ、取り組みから発表までこぎつけることができたのではありませんでしたか?それに、患者さんやご家族さんへも協力いただいていませんでしたか?しっかりと感謝の意を伝えること!

ということで…2020年度の症例報告会についてでした~。また、何かありましたらお伝えしたいと思います。