看護部ブログ

近江温泉病院看護部です


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医療職として・・・

 

はい、みなさんご機嫌いかがでしょうか?私たち医療職は国家資格に合格し、免許を持って業務に従事しておりますが…、合格したら終わりではありません。日々勉強!!

時には頭を抱える場面に遭遇することもあります。今回は、近隣(同市内)で行われたセミナー(勉強会)に参加させていただきましたよ~!!(いや~年齢って関係ありませんよねー。いくつになっても学びがあるものです…笑)

 

当院からも、我が看護部だけでなく、多職種が参加していました。何故なら今回のセミナーでは「食を支える多職種・異業種連携システムの構築」という名前からも伺えますが、多職種(異業種)で患者さんのために取り組んだということでした。

今回のセミナー内容は…①食を支える多職種・異業種連携システムの構築についての講演

           ②脳塞栓症の急性期管理における3つのRについての講演

           ③情報交換会

 

まず、特別講演Ⅰとして、愛生会山科病院の先生が講演されました。

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当院の小山院長が座長を務められました。

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今回の講演会では、非常に勉強させていただきました。(感謝です!!)

当院でも起こりがちなこととして…急性期治療を終え、回復期リハビリのために入院となります。しかし、リハビリを一生懸命頑張っていると、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが崩れてしまうこともあります。

うーん、患者さんの立場から考えるとですね…一生懸命リハビリを頑張ってきた。でも…自分は既往症のため制限食がある。カロリーのことはわかるけど…塩分制限等であまり食が進まない。どれだけ勧められてもね~…というのが患者さんの本音といったところでしょうか。

当院の食事に関しては…料飲科の協力にて制限食であっても、食事の味付けがしっかりとしていると言われています。しかし…今回の講演の事例を伺うと…ただただ、すごいと感じてしまいました。(何故って?)いやいや…ビックリしたのは、京都の有名料亭や、お茶屋さんが全面的に協力し、目でも楽しめ、味も楽しめ、患者さんに希望を持たせるような取り組みであったと思いました。

私たちも、地域で患者さん・家族さんをみんなで支えることの仕組みを考えていきたいと思います。

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さて…続いては特別講演Ⅱとして、京都第一赤十字病院の先生が講演されました。

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ちょっと見にくいですが・・・下記の内容なんかは、私たち看護師にも大切です。リハビリ目的で入院されても再発のリスクは抱えておられる訳で…このような判断の元、早期に処置対応が必要となることもあります。

 

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当院は急性期病院のような役割はありませんが…急性期治療後のリハビリという大切な時期こそが大切であると思います。

今回もさまざまな病院からさまざまな職種の方が多く参加されていました。当院からも数名参加させていただくことができました。多職種で話し合い、ひとつの職種では思いつかないような考え方等も学ばせていただくことができました。また、このような機会に参加させていただき勉強しレベルアップし、期待に応えることのできるようにしていかねばという使命感を持ち(と言いながら…ちょっとプレッシャーも感じて…汗)頑張っていきたいと思います。