看護部ブログ

近江温泉病院看護部です


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感染対策研修

 

皆さまこんにちは

いつもご覧頂きありがとうございます。

感染防止対策の担当でもある堀田が、先日、院内にて行った感染対策研修のお話しを致しますね。

 

 

感染防止対策の基本ってご存知ですか?

言うのは簡単なことなのですが、実践となると難しい「手指衛生(手洗い)」なんです。

普段当たり前のように行っている手洗いなのですが、病院内の感染症対策となると手指衛生(手洗い)のタイミングをしっかり理解しておかなければなりません。

 

当院は高齢の患者さんがたくさん入院されていますし、色々な基礎疾患を持っておられます。この患者さんが安心して療養生活を送って頂くために、院内感染対策はとても重要なのです。

 

 

感染対策においての手指衛生は、目に見えた汚れがある場合には流水と石けんで手洗いを、

それ以外の場面では擦式消毒剤(アルコール製剤)で手指衛生をと指導しています。

その擦式消毒剤をしっかり使用してもらうために、WHOの手指衛生の5つのタイミングについて看護職、介護職対象に研修を開催しました。

 

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手指衛生がされなかった場合、スタッフの手を介して細菌が広がっていく様子の動画を見て講義を受け、実際にオムツ交換を実施している場面間違い動画を見て何回、手指衛生が必要だと思ったかグループディスカッションをして頂きました。

 

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他人が実施している間違い動画を見ると、すべての場面で手指衛生が必要な気がするスタッフが多くいたのが印象的でした。

院内で感染症アウトブレイクすることを避けるためにも、日頃からスタッフの意識付けが必要だと思います。

次回は、9月のリハビリスタッフなどを対象に開催予定です。