2020年1月12日(日)
第5回 認知症にかかる医療と介護の滋賀県大会に当院から、認知症認定看護師とNICD認定看護師との連携での取り組みの発表で参加しました。
最期まで「食べる」をあきらめない看護を目指しています。認知症が進み廃用症候群になった時、頸部や体幹が拘縮したり歪んだりした時に、まず食を認知し、食において食べる姿勢が大切になってきます。
今回、NICDの基本の三つのコアのうち身体解放技術の中の一つである微振動による筋膜へのリリースが有効になり、頸部の傾きが改善。
これは、認知症認定看護師とNICD認定看護師間で一人一人の尊厳とその人らしさを護り、変化を感じられる実践を大切に取り組んだ事例です。病棟の看護師や介護士だからこそ関わる時間が持てやすく、毎日毎食ごとにケアできる、病棟一丸となれることに意義があったと思います。