新人研修Ⅲ行いました - 看護部ブログ

はい、みなさん、こんにちは～。年度末が迫ってきていますねー。

年度末って聞くだけで、なんだか気持ちが、そわそわしませんか？だって…そうですよね～、そろそろ（もう遅いぐらいですよね）次年度の準備が忙しくなってきているのではないでしょうか？

当院でも、なんだかんだと言いながらも…次年度に向けて着実に準備が行われているのでした…。今年度の新人（あと3ヶ月もしたら次年度の新人が入職してきますが…）に向けてですね…今年度の締めくくりとして研修会を開催しました。

昨年度もお伝えしていますが…新人って、いったい、いつまでが新人なのでしょうか？まあ…考えてみると、新人も今年1年間（正確にはまだ数カ月ありますが…）さまざまな経験を積み、少しずつではありますが…先輩職員とともに、業務ができるようになってきています。

でも…患者さんからしてみれば、新人もベテランも関係ないのです。だって…名札に初心者マークが付いている訳でもなんでもないのですから…。

でも…まだまだ戸惑ってしまうこともあるようです。当たり前です！！…そこはやっぱり、まだまだ初心者なんですから…。

上記のように…日々、さまざまな思いをして過ごしているようです。年度末と言っても、未だに十分理解できていないことや、怒られるんじゃないだろうか？…等々、まだまだ、不安を抱えているようです。

そこで…この機会に、不安を同期で共有し、次年度に向けて自分たちで考えるために研修会を開催しました。

今回の研修会は…

テーマ「今年1年間を振り返り、自己の強み・弱みを同期と共感し、今後に繋げる」

今、不安に感じていること、疑問に思っていること
報告について
医療安全カルタ

　まず…報告についての講義を行いました～。

「SBAR」というものですが…ご存知ですか？

Situation　→「状況」

Background　→「背景」

Assessment　→「評価」

Recommendation＆Request　→「提案」と「依頼」

（「SBAR」？？？文字数的には4つやん！！って言われそうですが…）いやいや…そこは理由があります。S（患者状態）を伝えるためには「じ・ゅ・ん・び」が必要ですよね～

この辺のことを、日頃の復習の意味も込めて講義を行いました。

例えば、急変に遭遇した場合…頭の中が「真っ白！！」こんなこと、ありますよね…。これを、学んだら絶対に大丈夫ということはありませんが…この5つを抑えておくとよいのではないでしょうか…。

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まず…患者さんの状況として

①患者さんに何が起こっているのか？…報告の前、報告のための、準備ということですね。

「例えば…基礎疾患●●な人が血圧が低下してきた」

そして…

②患者さんの問題（今起こっていること！！）の臨床的な背景にはどの様なもの（こと）が潜んでいるのか。

「例えば…慢性閉塞性肺疾患の人で酸素●リットル投与中の人が呼吸状態が悪化している」

3つめに…

③その問題（今起こっていること）に対して、自分はどう思うのか（考えるのか）ということ。

「●時までは歩行していた人が、意識レベル低下しTIAではないかと思うのですが…」

最後に…

④問題に対して自分の提案は？とか、それに対してどうして欲しいのか？

「多床室であり、ナースステーションからも遠く、酸素状態も安定しないため、個室に転室し、酸素投与できる準備しておきます。その他の指示があれば下さい！！採血とか指示ありますか？」とか言えればバッチリですが…なかなか自信がないのが新人！！そんな時は「判断に迷うので一度診察をお願いします！！」これでもOK！！もちろん、これだけではないですが…参考にはなるはず…。

そして…今度は、気分も一転、カルタを行いました。

カルタって…いやいやそこは、医療関係者です。しかも、いい大人！！ただ遊びで行うんだったら、自宅で友達や家族と行えばいいですからね～。

ということで…良いものがあるんですよ！！

その名も「医療安全カルタ！！」

身体も動かせますし、なおかつ医療安全にも繋がるという便利なものなのです。

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