回復期病棟の木下です。
今回は先日行われた褥瘡の研修会の報告をしたいと思います。
今回は近隣病院皮膚科の先生をお招きし、褥瘡治療のポイントについての研修会をして頂きました。
褥瘡委員としては今年度褥瘡ラウンドの見学に何回か行かせて頂き、褥瘡ラウンドとはどのようなものなのかを勉強し、長谷川副院長とともに褥瘡ラウンドを開始することが出来何とか軌道に乗っていたように感じます。
今回の勉強会ではたくさんの方の参加がありました。
〈研修会内容〉
・慢性創傷を阻害する要因:TIMEについて
・「T」:壊死組織
・「I」:感染または炎症
・「M」:浸出液
・外用剤とドレッシング材について
・「E」:ポケットなどの不適切な創縁
・褥瘡チームの紹介、取り組みについて
上記のような内容での研修会、基本的なことばっかりでしたが再確認する内容でした。
本院のような寝たきりの患者様が多い病院では、栄養状態が悪い方や浮腫がひどい方が多くおられます。
そのような患者様に褥瘡が出来ないよう、また出来てしまったら早くに処置をしてひどくならないようにスタッフ一丸となって関わっていきたいと思いました。
詳しい内容に関しては参加された病棟スタッフに聞くか、褥瘡委員まで…
最後になりましたが、
本年も看護部のブログをご覧いただき、ありがとうございました。
みなさま、良いお年をお迎えください。
近江温泉病院 看護部