看護部ブログ

近江温泉病院看護部です


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3月にインターンシップが行われました

いや~みなさんご機嫌いかがでしょうか?
近頃は、新型コロナウイルス感染の影響もあり、政府から緊急事態宣言も出ておりますが…。当院では3月27日にインターンシップ研修が開催されました。あー…そこはもちろん感染症には注意しつつの開催となりました。

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参加者については、県内の看護学生さんということで、滋賀県看護専門学校から3名参加となりました。

まずは、当院について説明を簡単に行い、その後は実際に現場の方で体験となりました。

 

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当院は主に慢性期を担う病院であります。そのため、急性期病院のような毎日救急車が頻繁にやってくることもありません!!(えー、急性期みたいな医療じゃなかったら学びが少ないんじゃないの?なんて声も聞こえてきそうですが…)しかし、慢性期看護の魅力は、こういうところにこそあると思うのです…。何故なら…昨今の急性期病院の在院日数は約10日程度です。しかし、10日間の間に看護師として受け持ち患者さんといったいどの程度関わることが出来るのでしょうか?我々看護師は24時間患者さんを看護しています(当たり前ですが…)そのような環境で実際に自分の受け持ち患者さんと関わる機会がほとんどないというのが現状なのではないでしょうか…当院のような慢性期病院の魅力とは、急性期のような1分1秒の変化で生死を分けることはありませんが、ゆったりとした時間の中でゆっくりと患者さんと関わり、癒す看護もあると思うのです…

ということで、今回は、当院認知症病棟にて現場体験を行いました。



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現場では、日頃、学内ではなかなか学ぶことのできない部分を学んでいただくことができ、これからの看護のあり方について考えさせられるとの反応を頂きました。

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そして、病棟での現場体験後は、当院にて実際に従事している1年目の看護師と交流会を行いました。

実際に自分たちに一番近い者と交流し、生の声を聞くことで、より将来自分が目指すべき道を明確に持つことが出来たのではないでしょうか?

交流会では、先輩看護師も参加者の皆さんも緊張していたため、なかなか話が出来ないことも…ありました。しかし、先輩看護師が看護師を目指したきっかけや、何故急性期病院ではなく慢性期である当院を選択したのかや、先輩看護師としてのアドバイス的なもの…等々があり、今後の残りの学生生活をより強固なものへ変革していくことが出来るものとなってくれれば幸いです。

今、日本全体が新型コロナウイルス感染問題にて経済状況も困難となっていますが、医療や看護は人類の存続のためにも必要不可欠であります。当院におきましても、これからもこのような活動を継続していき、当院看護部のみならず、病院全体で協議し継続していきたいと思います。(新型コロナウイルス対策のため…4月5月の見学会は中止とさせていただきます!!6月以降は開催予定となりますが…詳しくはホームページにてご確認ください!!)

最後になりましたが…また、数年後に当院で一緒に働けるといいですね~。それまでは…、自分たちの夢に向かって、がんばってくださいね!!ありがとうございました!!